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  • 文と写真: Shuhei Miyahara

煙突掃除



我が家の薪ストーブ生活は2年目が終了。3月末ぐらいから火は焚いていなかったけれど、ようやくこの週末にシーズン最後の煙突掃除をした。室内に設置されているジョイントを外し、そこから掃除用の金属製ブラシを差し込む。ブラシを煙突内に押し上げていくと煙突の内壁に付着したススがこそぎ取られて落ちてくるので、それを受けるためにデザインされた袋をあらかじめ煙突にはめておく。

ところが掃除しているうちにこの袋が煙突から外れてしまい、その辺りにススをぶちまけてしまった。オーマイゴッド。とっさに袋をつかんだ僕の手はススだらけ、足の裏もススだらけ、その辺ぜんぶススだらけ。ススはごく細かいカーボンの微粒子の集まりで、掃除機をかけたらフィルターがすぐ詰まり、掃除機は甲高い音を立てたあと、高負荷で止まってしまった。手ごわい。

でも、こういう儀式もなかなか楽しい弓削暮らしの一部なのだ。このススは弓削の山からいただいた薪から出たもの。そう考えると少し愛おしくなった。丼鉢一杯ぐらい出たのを、うちの畑に撒いた。別段それが栄養になるわけではないだろうけれど、循環という意味で、ゴミ箱に捨てるよりそっちの方がいいかなと思った。弓削の山の神様、ありがとう。さて、この掃除でストーブの方は来シーズンの始まりまでしばしのお休み。梅雨に入るまでに、破れた薪小屋の屋根の修理をDIYでやる予定。割らないといけない木もまだちょっと残っている。(写真:宮畑真紀)

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