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  • 文と写真: Shuhei Miyahara

敷瓦を探しに

最終更新: 2月28日


淡路に行ってきた。目的は桑沢デザイン研究所の大先輩、山田脩二さんに会いに。第一線の建築写真家から淡路に移住し瓦焼きになった脩二さんは、僕にとっての憧れの人だ。その自由な生きかただけでなく、木や土、炎といった自然と共存する暮らしかたにも、とっても共感する。

強風のなか明石海峡大橋を渡り、淡路島の南部にある脩二さんの自宅を目指してクルマを走らせると、丘の上にある達磨窯が見えてくる。ここが脩二さんの仕事場だ。相談の内容はもちろん、薪ストーブのまわりに敷くためステージに脩二さんが達磨窯で焼いたものを使いたいということ。というか、薪ストーブまわりには脩二さんの瓦じゃないと使いたくないのだった。大変なわがままだというのはわかっているのだけれど。

何年ぶりかにお会いできた脩二さんと奥さんは、まるで旧知の仲のように笑顔で出迎えてくれた。大変恐縮したが、そこはやはり桑沢独特の親近感で打ち解けて話をすることができた。いろいろお話を伺ったり、持って行った僕の写真ポートフォリオを褒めてくださったりと有難かった。ご厚意により、脩二さんの瓦を我が家に迎え、いちばんの見せ場空間にそれを設置することができそうだ。

2018-5


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