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  • 文と写真: Shuhei Miyahara

うどんの会


昼前に松山から帰ってきて、その足で友人の主催する「うどんの会」に参加させてもらった。彼の打つうどんを試食させてもらえるという楽しいイベントだ。彼は以前、香川県高松市にいたことがあって、無類のうどん好きらしい。好きが高じて自分でうどんを打つようになり、忙しい合間を縫って週に1回はうどんを試作し家族に食べさせるそうだ。僕もコーヒー焙煎がそんな感じだった。


つくるうどんはもちろん本格派。香川県産のうどん用中力粉を使用。大きなまな板や麺切り包丁、麺棒など基本の道具に、解説用DVDが同梱されたうどん打ちセットを購入し、うどんを茹でるマイ寸胴も買い揃えている。見ていて大変気持ちのいい熱の入れようなのだ。しかも振舞われたうどんがとても美味しい。こんなうどんを毎週食べられる家っていいよなあ。彼の妻子が本当に羨ましくなった。


彼のうどんは、荒削りなところはあるけれど、彼の向上心を見ているとさらに進化するだろうと思う。もう極めるところまで極めて、うどん屋として生きていくのも面白いんじゃないか。島に美味しいうどん屋があったらめっちゃ嬉しいし、島での生活クオリティはかなり上がるよね。そんなわけで無責任に独り立ちを勧めたりしている。半分冗談だけど、半分本気で。人生一回だけだから、本当にやりたいことを本気でやるのが一番いいと思う。独立するとお金の心配はもちろんあるけれど、楽しんで一筋にやっていれば収入は必ず後からついてきてくれるものだ。

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